こんにちは!
ピラティス&コンディショニング BeX代表の米川です😊
私はこれまで整形外科で勤務している中で、手術を選択することになった方を多くみてきました。
そして手術を終えて、結果的に良くなった方もいれば、満足のいくような状態とならなかった方も見てきました。
一般の方だと、手術をすれば全部元通り!と思う方もいるかもしれませんが、実はそうではありません🙅♂️
改善できるものもあれば、改善できないものもあり、改善すると言われて手術をしても思うように改善しなかったという場合もあります。
では、手術を選択する前にどんなことを考えておけばいいのでしょうか?
私は以下の3つが必要だと考えます。
1.緊急を要するほど日常生活で困っているのか?
まず、現在の身体の症状によってどれほど日常生活で支障を来してしまっているかです。
病院に受診してレントゲンやMRIを撮影した時に、「この状態だと手術するしかないね。」と言われる場合もありますが、画像所見と実際の身体の状態は一致するわけではなく、手術レベルの状態だったとしても日常生活にそこまで支障が無い方も実際にいます。
あなたが求める生活レベルにもよりますが、あなたが抱えている症状が求めるレベルに対してどの程度の支障となるかは判断した方が良いです。
2.手術をする前に十分にやれることはやったのか?
医師から手術が必要と言われたとしても、まだやれることは十分にあるはずです。
関節に何らかの負担が蓄積し続けて状態が悪くなっているのであれば、その負担がかからないような身体の使い方にする必要があり、そのためには運動療法が大切となります。
運動療法によって痛みや日常生活での支障が軽減する可能性もありますし、仮に手術に至ったとしても手術前の状態が良い方が術後の経過も良くなりやすいです。
自信を持って症状改善のための努力をしました!と言えるまでやれることをやってから手術の判断はした方が良いです。
3.補助具等を使って痛みや支障を軽減させることはできないか?
薬物療法や運動療法などを行って症状が軽減しなくても、補助具を用いて負担を軽減することができることもあります。人によっては、手術をしなくても済むのであれば補助具を用いて生活しますという方もいますし、補助具では邪魔になって生活でストレスがかかるから手術した方が良いという方もいます。そこは人それぞれ感じ方が異なりますので、補助具を試してみて合いそうであれば継続して使うことをオススメします。
いかがでしょうか?
私の経験を元に記事にしましたが、これらを考えることなく手術をした結果、満足のいく状態にならずに後悔している方をこれまで何人も見てきました。
だからこそ、伝えられることだと思いますので、手術が必要と言われた方はぜひこちらの考え方を参考にしてみてください😌
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