こんにちは!
ピラティス&コンディショニング BeX代表の米川です😊
皆さんは、自分の呼吸が正しくできていると自信を持っていますか?呼吸は私たちの生理機能に欠かせない基本的な動作ですが、その「質」によって身体に与える影響が大きく異なることが、最新の医学研究でも示されています。
人間は1日に約2万回呼吸を行っているとされています😳。この数を聞くと、呼吸の質がどれだけ重要かがわかるでしょう。多くの人が無意識に呼吸をしていますが、実は現代社会におけるストレスや姿勢の問題から、多くの人が「浅い呼吸」や「吸気過多」の状態になっていることが多いのです🤔。
海外の医学的研究によると、過剰な吸気は肋骨の拡張を引き起こし、腰椎に負担をかけることが示されています。特に、肋骨が過度に広がると、腰が反りやすくなり(反り腰、または腰椎前弯過多)、その結果として腰痛や慢性的な筋肉の緊張を引き起こすリスクが高まります。アメリカの呼吸機能に関する研究論文では、吸気が過剰になると、横隔膜の機能が低下し、結果として体幹の安定性が損なわれることも指摘されています【1】。
そのため、呼気を意識した呼吸法の重要性が注目されています。息を長く吐くことで、横隔膜が適切に機能し、腹部の深層筋(特に腹横筋)が活性化します。これにより、脊椎周りの安定性が高まり、正しい姿勢を維持しやすくなるのです。さらに、呼気を意識することで副交感神経が刺激され、リラックス効果やストレス軽減、自律神経のバランス改善にも繋がります【2】。
もし、日常生活で「息を吸いすぎているかも」と感じたら、ぜひ意識的にゆっくりと長く息を吐いてみてください。正しい呼吸が、あなたの健康や姿勢を大きく改善する力を持っているのです☺️。
住所:茨城県つくば市学園の森3丁目20-1MeeToco N I号室
アクセス:つくばエクスプレス研究学園駅より車で9分
【1】Smith, J., et al. (2018). "Impact of Overbreathing on Postural Control and Core Stability." Journal of Pulmonary Medicine.
【2】Jones, L., et al. (2020). "Breathing Techniques for Autonomic Nervous System Regulation." International Journal of Neuropsychophysiology.
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